IOSCOが暗号資産取引プラットフォームの評価方法に関する報告書を公開

世界の証券監督当局などで構成される国際機関、証券監督者国際機構(IOSCO)は12日、暗号資産取引プラットフォーム(crypto-asset trading platform, CTP)に関連する課題とリスクに係る報告書「Issues, Risk and Regulatory Considerations regarding CTPs」を公開しました。

同報告書は、規制当局が規制の枠組みの中でCTPを評価するに際し着目すべき、重要な検討事項を掲載しています。

(なお、IOSCOは本報告書について、暗号資産に対して何ら評価をするものではなく、あくまで各国の規制当局が暗号資産の取引を認めている場合における、CTPsの評価方法の着眼点とツールキットを示したものであると補足しています。)

具体的な関連事項は以下の点になります:

CTPsへのアクセス
資産の保管/カストディと保全
利益相反の特定と管理
オペレーションの透明性
市場の整合性(規制の適用とモニタリング方法)
市場の価格発見メカニズム
テクノロジーの耐障害性とサイバーセキュリティ

ワイン丸

外資系金融機関のファンドマネジャー・バイサイドリサーチ出身。社債投資・株式投資・為替運用・不動産投資・証券化商品投資を経験。英語・中国語・日本語のトリリンガル。海外情報担当。

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