FXオプションの基礎①(CALLオプションとPUTオプションについて)

コールとプットについて

皆様、こんにちは。通貨オプショントレーダーの「くりぷとルーレット」です。

本日は通貨オプション取引の基礎中の基礎、コールとプットについて学んでいきます。

まず最初に、以下の2つを確認してみましょう!

「コール(Call)」とは、対象通貨を「買う権利」のこと

「プット(Put)」とは、対象通貨を「売る権利」のこと

もっと分かり易くするために、「ドル円」を例に挙げてイメージしてみましょう!

「ドルコール・円プット」 → ドルを買って、円を売る権利(つまりUSDJPYを買う権利)

「ドルプット・円コール」 → ドルを売って、円を買う権利(つまりUSDJPYを売る権利)

オプションは放棄することも出来る

大切なポイントは、オプションの購入はあくまで「権利の購入」に過ぎない点です。

従って、自分に不利な状況であれば、権利を「放棄」することもできます


例えば、あなたがドル円の110円コールを保有していると仮定してみましょう。

行使期日時点の実勢レートが105円だった場合、

あなたはこのオプションは 行使すべきでしょうか?、それとも放棄すべきでしょうか?

答えは「放棄」!

105円でドル円を買える状況の時に、わざわざ実勢比不利な110円で買う人など居ないからです。

この点が、先物為替予約と決定的に異なる点です。

先物為替予約は「契約」となりますので、例えば、110円で買う契約をしていた場合、

行使期日時点の実勢レートが105円だったとしても、110円で買わなければなりません。

オプション買い手は「権利の保有者」なので放棄できるが、

先物為替予約は契約なので放棄ができない。

オプションの売り手は買い手の権利行使に応じる義務を負う

尚、オプションの「売り手」は「買い手」の権利行使に応じる「義務」を負うことになります。

例えば、あなたがドル円の110円コールを売っていたと仮定して(110円で買う権利を売る)、

行使期日時点の実勢レートが115円になっていたとします。

この場合、オプションの「買い手」はこのオプションを「行使」しますね。

なぜなら、実勢レートの115円より安い110円で買うことができるからです。

一方、オプションの売り手であるあなたは、

「買い手」の権利行使(コールオプションの権利を行使して110円で買います)に応じる「義務」が発生します都合が悪くなったからと言って、逃げるわけには当然いきません。

つまり、実勢レート(115円)より悪い110円でドル円を売らなければならないのです。

オプションの基本的な組み合わせは4パターン

オプションにはコールとプットの2種類があり、また、それぞれに「買い」と「売り」の2種類があります。

つまり、オプション取引は、以下の4通りのパターンに分けることができます。

【オプション取引における4つのパターン】

ドルコールの購入(ドルを買う権利の購入)

ドルコールの売却(ドルを買う権利の売却)

ドルプットの購入(ドルを売る権利の購入)

ドルプットの売却(ドルを売る権利の売却)

上記4つのパターンを損益図で表すと、下記グラフのような形となります。

縦軸が「損益」、横軸が「実勢レート」です。尚、行使価格はサンプルとして110円を用いています。

オプションの買い手(CALL購入、PUT購入)は、

実勢比不利な状態では「放棄」できますので、「損失限定・利益無限大」となります。

一方、オプションの売り手(CALL売却、PUT売却)は、

オプションの買い手の「行使」に応じなければなりませんので、「利益限定(※)・損失無限大」となります。

プレミアム料の受け取りがオプション「売り手」側の唯一のメリットとなります。詳細は別の講義で説明いたします。

次回は「FXオプションの基礎②(オプション取引の行使期日について)」を学びます

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