FXオプションの基礎②(オプション取引の行使期日について)

オプション取引における行使期日とは

皆様、こんにちは。通貨オプショントレーダーの「くりぷとルーレット」です。

本日は、オプション取引における「行使期日」について学んでいきます。

最初に、以下を確認してみましょう!

オプションの買い手が、自身が保有しているオプションを権利行使する際、

オプションの買い手側は、オプションの売り手側に対して「権利行使しますよ!」と、通知しなければなりません。

この権利行使を通知できる最終期日のことを「行使期日」と呼びます。

尚、行使期日には、以下3つのタイプが存在します。

【ヨーロピアンタイプ(European Type)】
オプション期間の最終日にのみ、オプションの買い手が権利行使の実行通知を行うことができるオプション

【アメリカンタイプ(American Type)】
オプション締結後、いつでも権利行使の実行通知を行うことができるオプション

【バミューダタイプ(Bermuda Type)】
オプション期間中、実行通知可能日が複数回、間隔を開けて設定されているオプション

但し、実際に取引されるオプションはほぼ100発100中でヨーロピアンタイプとなります。

当サイトでもヨーロピアンタイプのオプションを前提にご説明いたします。

また、実行通知のタイミングについては、

オプション行使期日の東京時間午後3時と、ニューヨーク時間午前10時が一般的です(※インターバンクFXオプション市場にはこの2種類しかありません)。

インターバンク市場における権利行使の通知方法

具体的なイメージを持っていただくために、

インターバンク市場で実際にどのように権利行使通知が行われているのかを見てみましょう!

あなたが、ドル円の110円コールを100mio USD保有し、

行使期日時点の実勢レートが115円であると仮定します。

あなたは勿論、コールオプションを行使し、実勢より有利な110円でUSDJPYを買いますね!

権利行使は、ロイターやBloombergが提供するチャット機能を通じて行うことが一般的です。

早速、オプションの買い手であるあなたが、

オプションの売り手である取引相手のZ銀行をチャットで呼びましょう。

買い手(私):HIHI…I HAVE USDJPY XXX (←XXXは権利行使するよ!の合図)

売り手(Z銀行):SURE GA (←GAはGo Aheadの略)

買い手(私):I BUY 100 MIO USD AG JPY AT 110.00.  HOW AGREE ?

売り手(Z銀行):ALL AGREED.  I SELL 100 MIO USD AG JPY AT 110.00. 

買い手(私):TKS HV A NICE EVENING BI 

売り手(Z銀行):YOU TOO. CHEERS BI

以上のようなやり取りを行った後、チャット内容をバックオフィスに送付し、

権利行使確認が全て完了となります。

イメージが湧きましたでしょうか?

オプションの買い手は、行使期日当日に、オプションの売り手側に対して、権利行使する旨を通知しなければなりません。

尚、権利放棄する際は、原則通知する必要がありません(わざわざ権利放棄しますよと連絡する必要はありません!)

また、仮想通貨オプション市場では、権利行使通知が省略されるケースが主流です(行使期日時点のカットオフレートと、行使価格で自動的に差金決済される)。この為、大口のブロックトレード(OTC)においても、FXオプション市場のように権利行使通知を行う必要はありません。

次回は「FXオプションの基礎③(オプション取引の受渡日について)」を学びます

タイトルとURLをコピーしました