皆さま、おはようございます! コインカレッジ編集部です。
昨日はBakktがオプション取引(monthly futuresを原資産とするオプション取引)を12/9より開始することを発表しましたね!オプション市場は今後どんどん盛り上がっていくと思っています。
本日(10/25)より、仮想通貨オプション市場の簡単な「dailyレビュー」を始めました!
1分くらいで読めるボリュームにしてますので、宜しくお願いします。
オプション用語をそのまま使って(噛み砕かず)、実際にインターバンク市場で情報交換する時の感覚で書いていきますので、徐々に慣れて頂けると嬉しいです(勿論、理解が進むよう、初心者コンテンツや動画コンテンツも充実させていく予定です)。
オプション市場のレビュー(10/24)
一昨日海外時間帯のビットコイン暴落を受けて、朝方はガンマ需要からボラティリティがビッドアップ。
しかし、①スポットロング勢のロスカットに一巡感が見られたこと、②7500ドルストライクが意識されたこと(7500ドルより上でのデルタの売り戻し圧力)、③ガンマの買い戻し(ロスカット)に一巡感が見られたこと等を背景に、スポットが膠着すると、10/25期日のボラティリティが少しづつ緩む展開に。現在は、手前(11/1)のボラティリティが最も低く、後ろ(来年6月足)が最も高い順カーブ形状に戻っております。
尚、昨日上場した2020年6月物(半減期イベントが含まれるgood date)は予想より高く付けられた印象です。やはり、半減期に向かってのBTC上昇期待は大きいです!本件については昨日記事を書きましたのでご覧ください!
本日の注目ポイント(10/25)
本日の注目ポイントは、巨大ピン7500ドル(約1300 BTC)や8000ドル(約2700BTC)に絡むデルタ操作です。
当初otmで購入したオプションがitmになっている状態である為、差金決済後のdeltaの売り戻しに警戒が必要です(itmプットをデルタロングで期日前にsqにしている人が多いと予想される為)。カットオフレートが決定する16:30〜17:00頃はオプションカットに絡むデルタヘッジの需給が「売り」方向にぶれるリスクがありますのでご注意を!
それでは、本日も宜しくお願いします!