本日12/27(金)は、オランダの仮想通貨オプション取引所Deribitの年内最後のオプション行使期日です(カットオフ時間は日本時間17時00分)。カットオフ前後の乱高下に注意が必要でしょう。
BTCUSDのオプション建玉一覧
添付ピクチャは12/27(金)の日本時間朝6時00分時点の期近足(向こう1ヶ月程度で行使期日を迎えるオプション)の建玉一覧です。

本日(12月27日足)の最大建玉は、7000ドル(2113BTC)、7500ドル(2146BTC)、8000ドル(2355BTC)がほぼ横並びの状態。8000ドルが実勢相場からそこそこ距離があることに鑑みれば、マグネット効果が生じ易いのは7000ドルか7500ドルのいずれか。ポジションの構図としては、ダウンサイドはショートガンマ、トップサイドはガンマロングで変わらず。7000ドルを割り込んだ場合、MMのショートガンマ顕在化(カウンターにはマイニングファーム)を受けてビットコイン相場がやや警戒モードに突入する恐れがあります。
尚、本日のカットオフ(12/27)が落ちた後の期近足の建玉一覧は以下の通りです。全体的にポジションがごっそり落ちますので、市場参加者がどの行使価格帯にポジションを再構築するかに注目が集まりそうです。個人的には、最近少しずつ5500ドルPUTに建玉が集まりつつある点が気がかりです。

本日もよろしくお願いいたします🌤