用語集(あ行)

アービトラージ

アービトラージ取引(裁定取引)とは、同一商品に一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高な方を売り、割安な方を買う取引。FXオプション市場では、各金融機関によってオプション価格が異なることが多い為、ヘッジファンドを中心にアービトラージ取引が横行しやすい。特に低流動性通貨(新興国通貨)や、エキゾチックオプションのアービトラージ取引が現在でも活発に行われている

RBA(あーるびーえー)

RBA(Reserve Bank of Australia)はオーストラリア準備銀行の略
ウェブサイト:https://www.rba.gov.au

RBNZ(あーるびーえぬぜっと)

RBNZ(Reserve Bank of New Zealand)はニュージーランド準備銀行の略
ウェブサイト:https://www.rbnz.govt.nz

IMF(あいえむえふ)

IMF (International Monetary Fund)。通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。日本語では国際通貨基金と呼ばれる

IMM通貨先物

IMM通貨先物は、米国のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場する先物商品。各通貨の出来高や建玉が毎週火曜日に集計され、金曜日に公表される。特にヘッジファンドなど投機筋のポジションを表す「Non-Commercial 」の項目が重要。市場がどちらの方向を見ているかを示唆する指標として常に注目される

Either way(あいざーうぇい)

Either way(アイザーウェイ)は、市場における「Bid(ビッド)」と「Offer(オファー)」が同じ価格になっている状態。トレーダーの間では「Choice(チョイス)」と呼ばれることもある。例えば、1monthのドル円ボラティリティが7.5/7.5のEither wayの状態であった際、ヘッジファンドなどから1monthの2way プライスを聞かれれば、「7.5 Choice(セブン・ポイント・ファイブ・チョイス)」とクォートする

相対取引(あいたいとりひき)

証券取引所などを通さず、売買を行う当事者間で数量や価格、決済方法を決める取引。FX取引は証券取引所を介さない取引であるため、基本的に相対取引となる。英語ではOTC取引と呼ばれる(Over The Counter取引)

Out of the money(あうとおぶざまねー)

権利行使価格(ストライク)と原資産価格(市場レート)を比較し、オプション保有者が権利行使した際に「損失が発生する」状態のこと。略称はOTM。

アウトライト

外国為替取引において、直物や先物の売買を単体で行うこと

Asian Option(あじあんおぷしょん)

オプション期間中の為替相場の平均値がオプションの行使価格となるオプション商品。つまり、約定時点で行使価格は決まっておらず、アベーレージ観測期間が終了した時点で行使価格が決まる商品。日本の大企業に好まれており、別名「Average option(アベレージオプション)」と呼ばれる。日本ではオプション行使期間中の公表相場(日本時間午前10時)の平均値を用いるケースが多い

Askレート(あすくれーと)

プライスを提示する側の売り値。OFFERレートと呼ぶこともある。提示された側はASKレートで買うこととなる 

At the money(あっとざまねー)

権利行使価格(ストライク)と原資産価格(市場レート)を比較し、オプション保有者が権利行使した際に「損失も利益も発生しない」状態のこと。略称はATM

アナリスト

外国為替や株式など相場の動きを分析及び予測する専門家

アノマリー

理論的な根拠は無いものの、良く当たる経験則 

Average Option(あべれーじおぷしょん)

オプション期間中の為替相場の平均値がオプションの行使価格となるオプション商品。つまり、約定時点で行使価格は決まっておらず、アベーレージ観測期間が終了した時点で行使価格が決まる商品。日本の大企業に好まれており、別名「Asian option(アジアン・オプション)」と呼ばれる。日本ではオプション行使期間中の公表相場(日本時間午前10時)の平均値を用いるケースが多い

アメリカン・タイプ

約定日から行使期日までの期間であればいつでも権利行使できるオプションのこと
※尚、インターバンク市場において、アメリカンオプションが取引されることは原則ありません。ヨーロピアンオプションでの取引が主流です

アルゴ勢

人間の判断を介さずに、コンピュータに予めプログラムされたルールに基づいて売買する勢力。近年、この勢力が増しつつある(逆転しているとの見方もある)

安全資産

ローリスク・ローリターン商品を指す。但し、FX市場においては、リスク選好時(リスクオン)に売られ、リスク回避局面(リスクオフ)で買われる通貨を指すことが多い。対外純資産が多い国にその傾向が強く見られ、「円」や「スイスフラン」などは安全資産の代表格

イールド・カーブ

利回り曲線のこと。縦軸に国債の利回り(金利)、横軸に償還期間を並べることが一般的

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

株式評論家の細田悟一氏(ペンネーム:一目山人)が考案した日本生まれのテクニカル指標。海外では「Ichimoku」と呼ばれる。5つの線(①転換線、②基準線、③先行スパン1、④先行スパン2、⑤遅行スパン)で構成される

委託介入

中央銀行が市場介入を行う際、他国の中央銀行に市場介入を代行してもらうこと

イフダンオーダー

「売り」と「買い」のセット注文。IFD(If Done)と略される。一度にサイドの異なる2つの注文を出し、最初の注文が約定したら2つめの注文が自動的に発動する注文方式。例えば、現在のドル円が110円で取引されている際に、「108円の買いオーダーが付いたら110円で売って下さい」といった注文を指示すること

インカムゲイン

保有資産が生み出す継続的な現金収入のこと。銀行預金や国債の受け取り利息(クーポン)など

In the money(いんざまねー)

権利行使価格(ストライク)と原資産価格(市場レート)を比較し、オプション保有者が権利行使した際に「利益が発生する」状態のこと。略称はITM。尚、感覚的な表現となりますが、権利行使した際にもの凄く利益が出ている状態のことを「Deep In the Money」と呼ぶ。日本人オプションディーラーはこれを「ド・インザマネー(度を超えたイン・ザ・マネー)」と呼ぶ

インターバンク市場

外国為替市場は、東京証券取引所のような物理的な取引所が無く、各金融機関同士(銀行や証券会社)が直接(或いはブローカーを挟んで)取引を行うこの銀行間取引市場のことをインターバンク市場と呼ぶ

Implied Volatility(いんぷらいどぼらてぃりてぃ)

市場で取引されるオプション価格(オプションプレミアム)から逆算されたボラティリティのことを「インプライドボラティリティ(IV)」という。日本語では、予想変動率と呼ばれることが一般的。歴史的変動率を表すヒストリカル・ボラティリティと比較されることが多い。

オプション価格の決定要因には、①スポットレート、②権利行使価格、③金利、④行使期日、⑤インプライド・ボラティリティの5つがあるが、①〜④は所与のものとなるため、オプション市場では、⑤を使って売買される(クォートされる)(例えばドル円の1month ATMは6.7%/7.0%といった形でインプライドボラティリティそのものが2wayプライスとして板に並ぶ)

ウォール街

米国ニューヨークの金融街。NY証券取引所があり、かつては大手の証券会社や銀行が集中していた(今は多くの金融機関がウォール街から引っ越し済み) 

受渡日(うけわたしび)

行使期日にオプションを権利行使すると、約定時点に取り決めた行使価格で先物為替予約を締結する。この先物為替予約日を「受渡日」と呼ぶ。インターバンクFXオプション市場では、行使期日の2営業日後渡し(スポット渡し)が一般的

円キャリートレード

低金利通貨の円資金を借り入れて、それを売却して、より高い利回りが期待できる資産で運用する取引手法。但し、昨今は世界各国で低金利化が進んでいる為、円キャリートレードの優位性は薄れつつある

円債

広義では円建て債券、狭義では日本国債(JGB)を指す

円高

円の価値が、他通貨と比べて上昇すること

円安

円の価値が、他通貨と比べて下落すること

オイルマネー

産油国が石油の輸出で得た資金を指す(経常黒字)

OCO注文

OCO(one cancel the other order)注文とは、2つの注文を同時に発注し、一方が約定すれば、もう片方がキャンセルとなる注文

オージー

市場参加者の間で呼ばれるオーストラリア・ドルの愛称。AUDJPYは「おーじーえん」、EURAUDは「ゆーろおーじー」、AUDUSDは「おーじーどる」或いは単に「おーじー」

オーダー

希望価格(指値や損切り)を指定して注文を出すこと。リーブオーダーと呼ばれることもある

OTC取引

証券取引所などを通さず、売買を行う当事者間で数量や価格、決済方法を決める取引。FX取引は証券取引所を介さない取引であるため、基本的にOTC取引(Over The Counter)となる。日本語では相対取引と呼ばれる

オーバーシュート

相場が一方向に行き過ぎる状態

オーバーナイト取引

持ち高(ポジション)を当日の内に決済せず、翌日に持ち越す取引

押し目

上昇トレンド継続中に一時的に価格が落ちること。押し目を拾う、押し目買いなどと呼ばれる。英語ではbuy on the dips

オシレーター系

ある相場が「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのかを計測し、逆張りシグナルを表すテクニカル手法。RSIやストキャスティクスなどが有名

Offerレート(おふぁーれーと)

プライスを提示する側の売り値。ASKレートと呼ぶこともある。提示された側はOFFERレートで買うこととなる 

オフショア市場

自国の国内市場(オンショア)と区別し、外国との取引を目的に作られた市場(オフショア)のこと。資本規制をかけている新興国に多い

オプション取引

オプション取引とは、「ある金融資産を売買する権利」の売買

思惑(おもわく)

外国為替市場における主観的な見通し

終値

市場において、最後に成立した値段。クローズレートと呼ばれることもある

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