仮想通貨オプションDAILY「ボラティリティは一段と低下。ガンマの投げは見られるか?」191030

皆さま、おはようございます! コインカレッジ編集部です。

10/25の習近平国家主席の発言以降、中国発の好ファンダメンタルズが続いております。昨日はバイナンスの中国でのP2P解禁など、資金流入を期待させる新たな材料も出てきました。USDTの流入元を見る限り、CNY→QC→USDT→BTCの資金流入フローは継続中と考えられます(但し、USDTそのもののボリュームは数日前と比較して減少傾向)。

出所:cryptocompareより作成

尚、中国の中銀デジタル通貨DCEPのポイントにつきましては、下記ツイートをご参照下さいませ!
特徴を①から⑤でまとめております。

オプション市場のレビュー(10/29)

スポット市場の膠着(日中の上下は相応にあるが終値ベースで見ると方向感に欠ける状態)を受けて、ボラティリティは大きく緩みました(9500ドル・ストライクなどスポット近辺のガンマ需要が低下したことが背景)。一時期100%を超えていた1week ATMも現在は70%台まで急低下しております。但し、リスクリバーサルについては引き続き上方向(BTCコールオーバー)が強い状態です。理由としては、ビットコインの上昇期待が根強いこと、オプション・ポジションの観点でトップサイドが脆いこと等が挙げられます(10000ドルアッパーがショートガンマとなっている可能性大)。

出所:skewより作成

尚、昨日お伝え致しましたBTCUSDとETHUSDのIV(インプライドボラ)の逆転現象は早くも解消されております。取引するチャンスが殆ど無かった状態ですね。次にチャンスが訪れた際は迷わずポジションを構築したいと思います。

出所:skewより作成

本日の注目ポイント(10/30)

11/1のオランダカットまで本日を含めて残り3日となりました。オプション市場では、この辺りから「オプション買い手」がセータ負担を考慮してオプションを売却し始める為、相場が突如動意付く傾向にあります。相場の世界はいつもそうですが、皆が熱狂している時は「売りのチャンス」、悲観している時は「買いのチャンス」です。つまり、皆がオプションを売り始めた時(動かないと見限った時)がオプション買いのチャンスでもあります。ここからオプション価格はどんどん安くなっていくと考えられますので、私自身は11/1行使期日物のオプションのBIDを指しながら、オプション買い側に回りたいと考えております。本日は、ボラティリティがやや反発に転じると予想いたします

欧州は既にサマータイムが終了し、冬時間に入りました。米国も11/3より冬時間に入ります。したがって、冬時間バージョンの仮想通貨オプションのカットオフタイム一覧を整理いたしました。以下の記事をご参照下さい!

尚、期近物ボラティリティで逆算した本日アジア時間(向こう8時間)の予想レンジは100.3万円〜104.9万円となります。「100万円を割りもしないし、105万円を突破もしない」、そんな膠着状態をオプション市場は織り込んでおります。

それでは、本日も宜しくお願いします!

=======免責事項=======
本記事は一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、仮想通貨の売買、投資、保有などを勧誘又は推奨するものではありません。本記事は、信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、その正確性、適時性、適切性又は完全性を表明又は保証するものではありません。投資の最終判断は、お客様ご自身の責任のもとで行われます様よろしくお願い申し上げます。
CoinCollege∛編集部

CoinCollege∛編集部。インターバンク市場の第一線で活躍したオプションディーラーやストラテジスト、証券化ストラクチャラーなど金融プロフェッショナルで構成。メンバー全員が金融機関に在籍。

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