仮想通貨オプション見通し「BTC相場は乱高下。7000ドルアンダーのショートガンマに要警戒」191205

皆さま、おはようございます!
コインカレッジ編集部 です🌼

昨日のビットコイン相場(対ドル)は下落後に急伸(7080ドル→7775ドル)、その後急落(7750ドル→7200ドル割れ)の大荒れの1日となりました。結果としての前日の膠着相場が「嵐の前の静けさ」となった格好です(ガンマショート勢にとっては苦しい展開。ガンマロング勢にとっては美味しい展開)。

ビットコイン急伸の背景は、海外の仮想通貨取引所OKExへのUSDT大量送金が引き金となった模様です(この辺りはMEX仙人さんのツイートや、CoinPostさんの記事が参考になります)。OKExへの大量送金が、その後のUSDT売却→BTC購入を想起させ、それがやや大きめショートカバーを引き起こしたと推察されます

但し、今回の急騰劇に伴うDeribit破産者(強制ロスカット者)の数はそこまで膨らんでおりません(オプション市場的には大きな痛手は被らず=ガンマショートによる退場者が続出しているわけでは無い)。従って、オプション市場の観点で見れば「買いが買いを呼ぶアップサイドのショートガンマ地獄」には陥らなかったと判断することもできます。

出所:Deribitより作成

オプション市場のレビュー(12/4)

BTC相場が動意付いたこと(7080→7775→7200割れ)でボラティリティは幾分上昇しましたが(1month ATMで64%レベル)、それでも尚、反応は限定的です(市場参加者による過小評価が続いております)

ボラティリティカーブはガンマゾーンを中心に若干ビッドアップしておりますが、まだまだ強めのスティープニング状態です。やはり7000ドルを割り込まない限り(或いは8000ドルを突破しない限り)、ガンマ需要「値動きが荒くなることにbetする動き」は出ていこないと考えられます(反対に7000ドル〜8000ドルレンジを突破できれば市場がショートガンマ転する可能性あり)

出所:skewより作成

本日の注目ポイント(12/5)

BTC相場は昨日海外時間に急伸するも、今朝方急落に転じるなど、「全値戻し」の可能性が射程圏内に入りました(下髭より上髭の方が長くなった)

この為、本日はダウンサイドオプションのニーズが高まる展開が予想されます(期近のATMは引き続き過小評価状態が続いておりますが、この値動きでショートガンマは相当厳しいと思います)。特に7000ドルアンダーはショートガンマゾーンと見られることから、割り込んだ際の急落リスクに警戒が必要でしょう

私共は引き続き「ベア目線」+「ボラティリティ上昇」の相場観を有していますが、12/3の夜以降、デルタ(現物や先物の裸ロングや裸ショート)での勝負を避けております。昨日お伝え致しました通り、年内のポジションは、06Dec7250putと、13Decの7000put、保険的に27Decの8500callを全て裸ロング(without delta)で持っているだけとなっております(但し、オプションに絡むデルタヘッジは淡々と継続しております)。

IVで算出した予想レンジ

1monthのインプライドボラ(63.57% @7215 USD)で計算した向こう24時間の予想レンジは、

対ドルが「6975ドル〜7455ドル」
対円が「75.9万円〜81.2万円」です。

本日のオプションカットオフ予定表

17:00:ETH/USDT オプションカットオフ(BinanceJEX)

今週のオプション行使期日一覧表は下記の記事をご参照下さい!

それでは、本日も宜しくお願い致します!!

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