仮想通貨オプション見通し「乱高下しつつも方向感見出せず。17時のオランダカットがメインイベント」191206

皆さま、おはようございます!
コインカレッジ編集部 です🌼

ビットコイン相場(対ドル)は乱高下(この2日間は特に大荒れ)しつつも結果として方向感を見出し辛い時間帯が続いております。今週は概ねチャート上の黄色の線(オプションの巨大ピンが潜むエリア)に挟まれた動きとなりましたが、本日17時のカットオフを経て、トレンドが発生する可能性もあり、注意が必要です! また、来週月曜からはBakktオプションも始まりますので、ますますオプション市場から目が離せなくなりそうです(本件については週末に別記事をアップする予定です)。

出所:TradingViewより作成

オプション市場のレビュー(12/5)

BTC相場が乱高下しているにも関わらずボラティリティの反応は限定的です(むしろ1month ATMは62%台へ小緩む展開)。既にオプション市場がガンマロングであることを示唆しています。

出所:skewより作成

ボラティリティカーブ(※12/6足は当日足なので無視して下さい)は、かなり強めのスティープニング形状これだけ動いても尚、12/13足のボラティリティが最も低いことに驚きを感じます)。こうした動きの背景には、高頻度なデルタヘッジを前提としていない仮想通貨オプション市場独特の値付けスタイルがあると考えられます(=ビットコイン相場は日足ベースで見れば殆ど動いていないが、30分足などの高頻度ヒストリカルボラティリティで見れば凄く動いて見える)。

一言で言えば、オプションを買って、一日に一回デルタヘッジをするだけだとガンマロングがワークしませんが、一日に何度もデルタヘッジを行うとワークする状態(外国為替市場におけるエマージング通貨と同じイメージ)。

出所:skewより作成

本日の注目ポイント(12/6)

本日の注目は、日本時間17時に迎えるDeribitのオプションカットオフとなります。

本日カットオフを迎える12月6日物オプションの最大ピンは7000ドル(1061BTC)と、7500ドル(1234BTC)です。現在の実勢相場が7400ドル前後であることを考慮すれば、基本的には、オプションカットオフ(日本時間17時)を迎えるまでは当該レンジ内(7000ドル〜7500ドル)で上下する可能性が高いと言えます(※勿論そうならない事もたくさんあります)。

背景には、7000ドルと7500ドルがガンマロング(7000ドルや7500ドル前後でビットコインの値動きを膠着させるオプション分布)であることが挙げられます。事実、この2日間、これだけビットコイン相場が上下したにも関わらずガンマ需要(短期物オプションの買い需要)が殆ど生まれませんでした但し、ビットコイン相場がレンジ下限である7000ドルに近づく際にはダウンサイドのオプションを中心にビッドアップする動きが見られましたので、7000ドルより下方向はガンマショートであると推察されます)。実際、12/13期日のオプションの最大ピンは現状6750ドル(679BTC)となっております。

Deribitカットはここ数週間、カットオフに絡むデルタ調整やガンマ分布の変化を通じて直物市場に大きな影響を与えており、本日もオプションカットオフ前後の値動きに注意が必要でしょう。

17時に絡むデルタ売買の影響等については、11月22日に発行した過去記事をご参照下さい!

IVで算出した予想レンジ

1monthのインプライドボラ(62.89% @7386 USD)で計算した向こう24時間の予想レンジは、

対ドルが「7143ドル〜7629ドル」
対円が「77.6万円〜82.9万円」です。

本日のオプションカットオフ予定表

17:00:BNBUSDT オプションカットオフ(BinanceJEX)

17:00:BTCUSD オプションカットオフ(Deribit)

17:00:ETHUSD オプションカットオフ(Deribit)

06:00:BTCUSD オプションカットオフ(LedgerX)

今週のオプション行使期日一覧表は下記の記事をご参照下さい!

それでは、本日も宜しくお願い致します!!

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