仮想通貨オプション見通し「急伸後に急反落。下方向のガンマ消失で全値戻しリスク高まる」191224

皆さま、おはようございます!
コインカレッジ編集部 です🌼
本日もどうぞよろしくお願いいたします!

ビットコイン相場(対ドル)は金・土・日の膠着の後、月曜日に急伸する展開となりました(12/20安値7073ドル→12/23高値7668ドル)。但し、一目均衡表雲下限越えに失敗すると、今朝方7285ドルまで急反落!

テクニカル的に見ると、①弱気のパーフェクトオーダー(21日線<90日線<200日線)が継続しつつも、遅行線が26日前のローソク足に接触したことで、②強い売りシグナルを表す一目均衡表三役逆転は終了。また、③強い下落トレンド入り(オシレータが効きにくい状態)を示唆するバンドウォーク(下限)も解消されるなど、「下落一辺倒」だったテクニカル指標に一部変化の兆し(下落から中立、中立から上昇へのトレンド転換の可能性)が見えつつあります④ここ数日止められていた21日移動平均線を突破した他⑤365日移動平均線の上抜けにも成功しており、テクニカル的にみて「地合い」の強さを意識させるチャート形状となっております。

但し、添付チャート(上記)の通り、一目均衡表「雲下限」越えには至らず、現在は上値の重さを嫌気する形で短期ロング勢のロスカットが入っている状態です(朝方の下落要因)。

このまま365日移動平均線や、21日移動平均線を再度割り込むような展開となれば、忽ち「地合いが悪化」する恐れもあり、ややダウンサイドリスクに注意が必要な時間帯に入ってきました。60分足(下記添付チャート)で見れば、ダブルトップのネックラインも割り込んできております。ちょっと嫌な予感がしますね。

オプション市場のレビュー(12/23)

ビットコイン相場に「動意」が見られたことで、インプライドボラティリティ(IV)は若干持ち直す展開となりましたが、反応は限定的です

1ヶ月物インプライドボラティリティ(at the money = ATM)は週末に55%割れまで低下した後、昨日朝方に58%台まで息を吹き返し、現在は56.7%付近で推移しております

現物市場の「値動きの荒さ」に対してIVの上げ幅が限定的であり、オプション勢がビットコイン相場の値動きを過小評価している様子が伺えます(←やや危険)。仮想通貨にクリスマス休暇などありませんよ!

出所:skewより作成

本日の注目ポイント(12/24)

本日の注目はリスクリバーサルです。昨日お伝え致しました通り、スポット上昇時のオプション需給はPUTオプションのロスカット(売り)から始まります(詳細は昨日のDaily記事をご参照)。

昨日はダウンサイドPUTがやや過剰に売られたことで(もう下は無いとみなした市場参加者がダウンサイドのPUTオプションを大量に売ったことで)、リスクリバーサルのBTCプットオーバー(=25デルタのBTCコールのIVよりも、25デルタのBTCプットのIVの方が高い状態)が解消されほぼフラット(=25デルタのBTCコールのIVと、25デルタのBTCプットのIVがほぼ同じ)な状態まで変化しました(添付チャートご参照。青色のラインが上にいけばいくほど、BTCプットオーバー、ゼロ近辺ならフラット、下にいけばいくほどBTCコールオーバー)。

出所:skewより作成

但し、こうしたリスクリバーサルの変化(BTCプットオーバーからフラットへの変化)は、ダウンサイドのガンマ(値動きを膠着させる要因=BTC価格が下がった際のオプション勢によるBTC買い圧力)が消失したことを意味しますので、現在の市場のポジショニングとしては、下落時の歯止め要素が減退し、やや脆くなっていると言い換えることも出来ます

万が一、ビットコイン相場が「全値戻し」且つ「7000ドルの大台を割り込む」ような事態となれば、かなりの大相場に繋がるリスクもあり、本日はややダウンサイドリスクに注意が必要でしょう

IVで算出した予想レンジ

1monthのインプライドボラ(56.7% @7,300 USD)で計算した向こう24時間の予想レンジは、

対ドルが「7,083ドル〜7,517ドル」
対円が「77.5万円〜82.2万円」です。

本日のイベント一覧

クリスマスイブ(ドイツ休場)

17:00:LTC/USDT オプションカットオフ(BinanceJEX)

今週のスケジュール一覧は添付記事をご参照ください!

それでは、本日も宜しくお願い致します🤶

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