ビットコインのCME先物ポジション「ファンドもアセマネも2020年のポジション構築始動。先物建玉が急増中!」

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ビットコインのCME先物ポジションについて、COTレポートの最新データを用いて分析致します🌸

ファンド勢のCME先物ポジション

米商品先物取引委員会(CFTC)は1/10(金)、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の1/7(火)時点(※)のビットコイン先物「建玉」データを公表しました。

投機筋(レバレッジファンド)の買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)の差を表すネットポジション(添付チャートの黄色線)は、5,720 BTCの売り持ち超過(ネットショート)となり、前回集計時(12/31時点)と比較して、1,705 BTCのネットショート拡大となりました。尚、ネットショート5,720BTCという数字はCMEビットコイン先物市場始まって以来の「最高水準」となります。

※本統計は、火曜日時点のポジションが金曜日に公表される為、3日間のタイムラグが生じます。従って、最新のポジション動向を表している訳では無い点に留意が必要です。

出所:米CFTCより作成

今回の統計で特筆すべきは、ロングもショートも建玉が急増している点です(添付チャートの棒グラフが大きく伸びていますね)。

ロングポジションは、先週から7,400 BTC 急増し、12,585 BTCに(添付チャート青色棒グラフ)。

ショートポジションは、先週から9,105 BTC急増し、18,305 BTCとなりました(添付チャート赤色棒グラフ)。

結果として、ロングもショートも共に昨年7月頃の建玉水準に戻っております。2020年が始まり、ファンド勢が本格的にポジション構築を開始し始めたことが示唆されます

アセットマネジメント勢のCME先物ポジション

次に中期的なトレンドの変化を示唆する傾向にあるアセットマネジャー勢のポジションを確認すると、ロングポジションが急増し、ネットショートからネットロングに切り替わったことが確認されます(←とても重要なポイントです)。

昨年6月に年間高値を記録した際も、2ヶ月前の4月頃にネットショートからネットロングにポジションが切り替わりました

また、昨年後半にかけてビットコイン相場が崩れた際も、11月頃にネットロングからネットショートにポジションが切り替わりました

つまり、アセットマネジャー勢のポジションは、中期的なトレンド変化を示唆する傾向にあります。当編集部では、今般のネットロング転が、中期的なトレンド変化の予兆の可能性が高いとして、来週以降も引き続き注視していくとのコンセンサスで一致しました

ファンド勢のCME先物出来高

ビットコインのCME先物ボリュームは、2019年5月をピークに減少基調が続いておりましたが、2020年に入り、復調の兆しが見えつつあります。当編集部では、今月は月間100万BTCの大台を突破し、昨年5月以来の出来高を記録すると試算しております。加えて、来週月曜日(1/13)からはCMEでビットコインオプション取引サービスも開始されますので、出来高の増加基調は一段と強まる公算が大きいと考えられます

出所:米CMEより作成

オプション取引プラットフォームの提供は、オプション取引に絡むデルタヘッジ機会の創出を通じて、原資産である先物取引のボリュームを飛躍的に増加させる潜在性があります。ライバル会社のBakktも同様の効果を企図して2019年12月9日よりオプション取引を開始しました。

CMEオプション取引の詳細については、1月7日付けの添付記事をご参照ください。

まとめ

①ファンド勢のネットショートは史上最高水準に達しました。しかし、ロングもショートも建玉が急増していることから、「ネットショート拡大→相場観が下方向」と安易に捉えるよりはむしろ、「建玉増加→出来高増加→ファンド勢による2020年のポジション構築始動→昨年4月頃と同じ雰囲気→上昇期待が高まる」と捉える市場参加者の方が多いかもれません(当編集部も後者で捉えております)。

②中長期的なトレンド転換を示唆するアセットマネジャー勢のポジションもネットショートからネットロングに切り替わりました。本件はかなり重要なターニングポイントである可能性が高く、来週以降のアセットマネジャー勢のポジション動向に注目が集まります。

③いよいよ来週初(1月13日)よりCMEグループによるオプション取引サービスの提供が始まります。オプション取引所はDeribit、LedgerX、BinanceJEX、Bakkt、FTX、OKEXに続いて、7社目となります!

出所:CoinCollege√編集部で作成

来週もどうぞ宜しくお願い致します🌼

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