速報:バーゼル銀行監督委員会(BCBS)が暗号資産に関するパブリックコメントを募集開始!
こんにちは、ワイン丸です!
先ほど、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は、暗号資産の規制方針に関して意見募集(パブコメ)を実施することを公表しました。締め切りは2020年3月13日となっており、教育機関・金融機関・中銀・財務省・決済機関・IT企業をはじめ全ての市場関係者(個人・法人問わず)に対し積極的なパブコメの提出を促しています。
意見募集は全15項目に渡りますが、以下の2点がハイライトされています:
i) 金融機関の暗号資産エクスポージャーを慎重に取り扱う行う上で、把握すべき暗号資産の機能とリスク特性について
ii) 高リスク商品である暗号資産エクスポージャーに対して、検討すべき自己資本規制や流動性要件の具体的説明を含む、金融機関の暗号資産エクスポージャーの慎重な取り扱いを設計する上での一般原則と検討事項
今回の意見募集は、暗号資産及び関連するサービスの成長が、金融の安定性への懸念を高め、金融機関のリスクエクスポージャーを高める可能性があることから、適切なリスクコントロールを行う上で材料を集める趣旨と見受けていますが、規制整備が進むことで、機関投資家がより動きやすくなると考えられます(もっとも規制の方向性は現時点ではわかりませんが)。
何れにせよ、パブコメは非公開が指定された場合を除き、全てウェブ上に掲載されるため、機関投資家らの見解も確認できる注目材料になります!