ASBJ、「ICOの会計基準策定」を新規テーマとして取り扱うことを決定

金融庁の提案を受け、諮問委員会から提言されていたICOの会計基準策定について、企業会計基準委員会(ASBJ)が今般承認しました。

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2019年12月4日付で公表された資料によると、諮問委員会の提言を受け審議された結果、ASBJは「金融商品取引法上の『電子記録移転権利』又は資金決済法上の『暗号資産』に該当する ICO トークンの発行・ 保有等に係る会計上の取扱い」を新規テーマとして取り上げることにつ承認、2020年4月又は5月を目処に公開草案を公表することを掲げました。

法整備に加えて、会計基準が整うことでようやく、国内企業のICO(STO)トークン発行に向けた動きが加速できると思われますので、今回の草案作りの着手は大きな前進と言えます。

ワイン丸

外資系金融機関のファンドマネジャー・バイサイドリサーチ出身。社債投資・株式投資・為替運用・不動産投資・証券化商品投資を経験。英語・中国語・日本語のトリリンガル。海外情報担当。

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